福岡も昨日、梅雨明けしましたね。
梅雨明けが早いのを嘆く、声も聞かれますが、
梅雨が明けたのだから、梅雨が明けた現実が
そこにあるって言うこと。
「今」の現状の中で、如何に心地よく
調和を感じながら過ごすことに重きを置く。
これは自然の中でも生活でも体でも置き換えられます。
腕を動かして、痛かったら
どこで痛むのか？
そもそも腕の正しい動かし方は
これであっているのか？
若かりし頃は、体力もあるし筋肉がまだ無意識に動く。
循環や代謝もよい。
困るのは40代前後で、誰しも体の変化や
不調としてサインが現れる時期です。
痛みがでる、循環が悪く調子が悪い・・・etc
今まで通りで、いい筈がありません。
そもそもの原因を作り出した生活習慣や体の向き合い方を
変えないと繰り返します。
コロナ禍から３年間身体の使い方と姿勢のトレーニングをしている
70歳前のご夫婦がいますが、
週１のトレーニングで劇的に変わりました。
ご主人さんは運動を学生以来、一切せずに
ここ10年ほどで、膝が痛くなり病院に通い、
朝起きた瞬間から痛みとの戦いだったそうです。
奥様が、ご主人をやっとの思いで連れて来られたそうでした。
勿論、体を動かす習慣がないので、
思っていたより、背骨周りが固まって
それに伴う股関節の可動も狭くなっていました。
固まっているところとが多かったので、
まずは、現状の出来ることから少しずつ
表面を剥がす、緩める、歩行に大事なインナーマッスルを
目覚めさせるを１時間の枠で３年間行いました。
今のご主人さんは、丸くなっていた背骨がほぼ正常な位置に
戻ってきたので、＋８㎝身長が若い時に戻り、
O脚の改善と膝の痛みが驚くほど無くなったようです。
今では体を動かすのが楽しいと！！！
長年動かしてなかったり、正しく動かせてないと
時間はかかるかもしれませんが、
体は手をかけた分、応えてくれます。
骨の位置を正しい位置に戻す。
筋肉を弾力のある状態に戻す。
これをモットーに常に体を観させてもらっています。
勿論、練習の中で反応した体の声を聞きながら
「あーーー、ごめん。
こっちだけじゃなくて、
一緒にこっちも連動してあげると
痛めなくスムーズね。」
とか
「重心をここに意識すると下半身が弱い人はいいわ。」
とか。
自分の体は優良教科書。
自分と向き合って習慣にすること。
運動経験がない人も続けることで、
繋がってきます。
今のある環境で如何に向き合うか。
大野城やグラースの生徒さんたちは、
ちゃんと意識してレッスンを受けているお陰で、
いつの間にかマニアックな方々ばかり(笑)
身体オタクの話がまた面白い！
急な梅雨明け、体が浮腫んでるなと感じる
今朝の練習と心の声でした。
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